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ひきこもりによる昼夜逆転について
ひきこもりの人は、生活が昼夜逆転している状況が多いです。
明け方まで起きていて日中は眠っており夕方になると起きてくる、という昼夜逆転の生活は、家族にとってみれば、非常に腹立たしく思えるかもしれません。
まず家族は、このような生活態度を、どうにか正そうとするかもしれません。
しかし、生活リズムだけを正すことができても、本当の意味で解決したとは言えないのです。
このように昼夜が逆転してしまう背景には、さまざまな理由が考えられます。
その1つは、昼間の太陽光線に当たっていないので、体内時計が正しく働かず、1日を周期とする「日内リズム」がずれてしまっているからです。
もう1つの理由は、心理的な問題です。
昼間は、自分以外のみんなは、元気に学校や職場に通ったり、楽しい時間を過ごしていたりしているのに、自分は何もすることなくひきこもっていて、どんどん世間から見放されていってしまうのではないか、という焦りや不安が襲ってくるものです。
このような苦痛から逃げ、周りを意識したくないために、昼夜逆転となることも考えられます。
逆に、ひきこもりの状態に変化があれば、昼夜逆転のような症状は徐々にみられなくなるでしょう。
また、ひきこもりの状態において、無理をして早起きしようとしても、本人にとって意味のある行動だとは言えないでしょう。
むしろ、生活リズムが乱れていることは、あまり気にしないほうが良いでしょう。
ただ、一日中眠れないような不眠の状態にあるのなら、神経に障害があることも考えられるので、薬物療法を受ける必要もあります。
その場合は、速やかに専門機関で相談してください。