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一人暮らしは有効か?について
ひきこもりをしている子供は、一人暮らしをさせてしまえば自立できるのではないか、と考えている親もいると思います。
しかし、多くの専門家の意見によると、今の状態を改善できる見通しがないうちは、一人暮らしをさせるのは、あまり良くないことだそうです。
自宅でずっとひきこもりの生活をしていた人が、単身での生活を始めたとしても、アパートでもひきこもりの生活となり、前と同じ生活を続けることがほとんどだからです。
また、一人暮らしでは、家族とのコミュニケーションをとる機会が減ってしまい、必要な援助や解決に向けての支援を受けることが、とりわけ難しくなることになります。
ひきこもりの人にとって一番大切なのは、家族や周囲が受け入れてあげることなのです。
ただ、本人が一人暮らしを強く望んでいる場合や、家庭内暴力などの問題があり、どうしても単身生活を選択する必要があるかもしれません。
そのような場合は、単身生活をする上の条件やその期間を、本人と話し合って決めておきましょう。
たとえば、1年間の家賃や必要な生活費は援助するかわりとして、ひきこもり解決のための治療や援助をちゃんと受けることとします。
また、定期的に自宅に帰ることや、家族と食事を共にする機会をもつこと、など家族との接点をなくさないようにしましょう。
親が訪問することを拒まないことや、専門相談機関に行くことを拒否しないことなども、はじめに約束しておくと良いです。
そして、約束が守れなかったら、そこで一人暮らしを見直すようにしておきましょう。
また、定期的に約束について本人と話し合い、親子関係の適正な距離感を維持していくが重要です。